実体験をもとにした、アシナガバチの蜂の巣駆除方法をご紹介します。
近頃、大きな虫がベランダを飛んでいるなぁと思っていたら、
ベランダに置いてあるエアコンの室外機の内側に蜂の巣がありました。
色々と調べたところ蜂の種類は、「アシナガバチ」でした。
室外機の中に巣があるため、駆除しないとこれからの暑い季節に
エアコンが使用できなくなる可能性もあり駆除に踏みきりました。
室外機に蜂の巣が作られてしまうことは多いようです。
アシナガバチは、攻撃性が低いため、刺激しなければ放置してもあまり心配はいりません。
イモムシやケムシなどを狩ってくれる益虫なので、普段生活で触れないような場所にある場合、
駆除せず放置してもいいと思います。
蜂の巣ができはじめるのは、春頃~初夏。冬には、すべて死んでしまいます。
自治体によっては、スズメバチに限り駆除助成金制度があります。
アシナガバチはさほど危険でないため、助成金制度は適用されません。
(地域によって制度がない場合や内容が異なる場合があります。)
心配な方は、ほとんどの自治体で防護服の無料貸出を行っています。
お住まいの地域の自治体にご確認ください。
昼間は、働き蜂が活発に活動をしていて、巣にいないことが多いようです。
全ての蜂を駆除するには、夕方~夜が最適です。
昼の駆除でも、巣で活動している女王蜂と巣を完全に駆除できれば、
いずれ、働き蜂も自然にいなくなります。
駆除前に用意するもの
まず、防護服をきて巣にめがけて思いっきり、スプレーを噴射します。
驚いたハチが外に飛び出してきます。少しでもスプレーにあたった蜂は
少しの間飛び回りますが、すぐに地面に落ちます。
地面に落ちた蜂も動かなくなるよう、しっかりスプレーをかけることをオススメします。
また、巣に関してもまんべんなくスプレーが行きとどくようにしっかり噴射します。
蜂が動かなくなったら、直接触れないようにほうき・チリトリなどで蜂をひろいゴミ袋へ。
蜂の巣は、割り箸などでつついてとれます。こちらも直接触れないようにゴミ袋へ。
あとは、しっかり袋を閉じて、燃えるごみに出します。
スプレーをかけるだけなら、飛び回るが攻撃してこないという情報もありましたが、
駆除の数日前に窓の隙間から少しスプレーをかけてみたところ、
窓に向かって蜂がバンバン当たってきました。
しっかりスプレーを噴射し続けることは大事なようです。
駆除の数日前に窓の隙間から遠目にスプレーを長く噴射したところ、働き蜂数匹がベランダの地面に落ちました。
しかしながら、翌日の朝にベランダをみると地面に落ちた2匹は、室外機のまわりを歩き、外に飛び立っていきました。
完全に動かなくなるまで、注意が必要ですね。
室外機に殺虫剤をかけても、室内機まで殺虫剤が入ってくることはありません。
もし、室外機の奥の方に巣がある場合は、大きなビニール袋で室外機をかぶせて、バルサンなどをたいた方が効果的なようです。
室外機に蜂の巣を作らせない殺虫剤
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