NHKの番組『ドキュメント72時間』で話題になったレトロなうどん&そばの自動販売機をご存知に方も多いはず。
「秋田県に設置されたうどん&そばの自動販売機で」
真冬の吹雪のなか、吊るされた七味をかけてアツアツのうどんをすすっている姿がとても印象的でした。
そして、その自動販売機が撤去されることが決まり話題になりました。
そして、『ドキュメント72時間』では、「田んぼの中のオアシスホテル」の放送で
レトロな自販機が並ぶ24時間営業のドライブインにも注目が集まりました。
ハムとチーズが挟まれているトーストサンドは、焼き目がとても美味しそうで「めしテロ」レベル。
「秋田県に設置されたうどん&そばの自動販売機で」で気になったうどん&そば自販機
「田んぼの中のオアシスホテル」で気になったトーストサンド自販機
そして自販機御三家とよばれるもう一つ、ハンバーガー自販機が揃うのは
この「鉄剣タロー」だけのようでした!なんと貴重!!ということで行ってきました!
ついたのはもう夜。オートレストラン「鉄剣タロー」どこだ?
看板に電気がともされていないので、どこにあるかわかりずらいが、24時間営業。
遅い時間に行く場合には、しっかり場所を確認してから行くことをおススメします。
中に入ると不思議なカラーの照明に包まれる空間。
一気に昔にタイムスリップしたような感覚です。
入ると目の前にはレトロな自動販売機が並び、左手にはレトロなゲーム機、右手には何故かストリートアートが描かれているスペースがあります。
72時間で話題になった「うどん&そば」の自販機でまずは購入!
ここでは、うどんのみ購入可能で、そばは販売していませんでした。
価格は300円
お金を投入し、うどんボタンを押します。
カウントがはじまり、中で何やら音がします。
なんでしょう、このワクワク感。たった1杯のうどんを食べるだけなのにw
出来上がるとスッと器が出口から顔を出します。
秋田県の自販機と違い、適量のつゆですwオボンがなくても問題なしです。
うどんのなかには美味しそうなかき揚げが!
かき揚げの脇にもいか天とはんぺんチーズ?がのって、自販機とは思えない、具の充実感。
これ、普通に食べたら、300円以上かかると思うのだが…。
しっかりおつゆを混ぜて、器の外についている七味を入れて「いただきます!」
自販機の下部分に割りばしが入っています。
うまーーーーーい!!!!!
つゆも天ぷらもうどんも美味しい!これは、常連になる気持ちもわかる!
食べ終わったら、壁の隅っこに器を重ねて片付けます。
なんと運よく自販機の中をみせていただくことができました。
それがこの写真。左側のらせん状のレールにうどんの器が並んでいます。
ちなみに私が食べたうどんは、うどん屋さんがつくった天ぷらやうどんが入っていたそう。
そりゃぁ美味いわけだ~。日や時間帯によっては、異なる仕入れ具材での提供になるそうなので、
行く毎に具材が違うってこともありそうです。
HOT SNACKの自販機でハンバーガーのみ販売中!
このハンバーガーは、人気も高いようで売り切れになることも。
年配のお母さんが配達してくださり、オーナーさんと自販機に詰めていらっしゃいました。
こちらも買ってみました。価格は220円。
チーズバーガーのボタンを押すと、「加熱中」ランプが点灯し、カウントダウンが開始。
約1分待つと、「チン!」という音とともに、取出口にカワイイ箱にはいったハンバーガーが!
側面には謎のねこのキャラクターもw
パンはふかふかで、マスタードが効いてて、美味しかったです。
ところどころ冷たいのは、ご愛嬌ってことで。まだまだ頑張ってほしい自販機です。
そして、ドキュメント72時間で気になっていた「トーストサンド」も買ってみました!
価格は220円
コインを投入してボタンを押すと、「トースト中」の文字が点灯します。
1分ほど待つと、これまた「チン!」という音とともに、取出口に!
アルミホイルに包まれたトースト。開けてみると・・・
焼き目がついて、なんて美味しそうなんだ!!
中はハムとチーズ。マスタードのアクセントがまた美味。
定番テトリスや上海などのゲーム機がならんでいます。
近所のおじちゃんが遊んでました。
このドライブインは、上三太の人気コミック「TOKYO TRIBE(東京トライブ)」の撮影場所にもなったらしい。
佐藤隆太や染谷将太、鈴木亮平、窪塚洋介、大東駿介などなど、有名俳優が出演している映画。
雰囲気のある壁のデザインがそのまま残っているので、良い撮影スポット。
埼玉の行田といえば、映画「のぼうの城」の舞台にもなっている「忍城」が有名です。
最近では「真田丸」で石田三成が攻める城として出てきています。
ぜひ、忍城・丸墓山の観光の後に、鉄剣タローにも立ち寄ってみてくださいね。