月曜日9時からのドラマ「失恋ショコラティエ」がかなり好評なようですね。
最近は、仕事をテーマにしたドラマが多いので、直球恋愛系は少し新鮮に感じます。
第1話では、松潤演じる爽太のサエコ(石原さとみ)に対するまっすぐすぎる恋の病っぷりに、飲みこまれてしまいました。昨夜の第2話では、モデルえれなとのセフレ関係に加え、入浴シーンがあり、更に話題になっています。
原作コミックとはストーリー構成が微妙に違うようで、原作も読んでみたいと思わされます。
電子書籍:失恋ショコラティエ
長年叶わぬ片想いをする主人公の爽太が、失恋をバネに、ショコラティエとして成長していく物語。
高校時代から憧れ続けていたサエコと付き合っている爽太は、バレンタインデーの前日、精魂込めて作ったチョコレートをプレゼントするが、サエコは受け取ってくれなかった。
付き合っていると思っていたのは爽太だけだったのだ。
傷心の爽太は、なけなしの金と少々の荷物だけを持って、フランスの有名パティスリー・ボネールを訪れ、雇ってほしいと頼み込む。
ただチョコレート好きのサエコを振り向かせたい一心で修業に励み、5年後、ボネールの日本進出店を支える若きシェフとなった爽太。しかしサエコは結婚が決まっており、間もなく爽太は独立し、ショコラ専門店「ショコラヴィ」を開店させる…。
タイトルから、もっと甘いラブストーリーかと思いきや、結構ドロドロでほろ苦く、ビターな感じ。
物語も今までのラブストーリーとは一風変わっていて斬新です。登場人物それぞれの片想いの連鎖で、切なく純粋ながら、恋愛におけるしたたかさや計算高さなども描かれ、とてもタメになる作品です(笑)。
特に話題の「サエコ」の恋愛テクニックには目を見張るものがあります!
外見はいかにも普通そうな女の子なのに、高校時代は各学年の一番のイケメンをとっかえひっかえだったというサエコ…。
うらやま…いやいや(^ω^)小悪魔ってこういう子を言うのね…!納得です。
そして心理描写がとにかく繊細で素晴らしい。叶わぬ片想いをする主人公の切ない感情や葛藤、ジレンマがヒシヒシと伝わってきます。
なぜか無性に食べたくなる中毒性の高いチョコレートのような作品で、続きが気になります!
電子書籍:失恋ショコラティエ